首相の「お詫び」実験

神戸大の多湖淳さん北大の小濱祥子さんとの共同研究プロジェクトである

CROP-ITにおいて行った実験の結果が日経ビジネスオンラインで紹介されました。

 

実験の結果は、村山談話(戦後50年談話)と安倍米国議会演説を

順番を変えて読ませた場合に、両者の内容が比較でいずれかの謝罪の効果が弱まることはなく、

どちらの順番で読んでも、相乗効果で十分な謝罪であるという評価が増えるというものです。

 

CROP-ITにおいては英語の論文として成果を発表することが重視されていますので、

英語の査読付き論文に載るような研究を行うことが活動の第一の目標となります。

 

一方で、政治と外交の対外情報情報発信というテーマ、日本社会への貢献ということを考えると、

タイムリーな事項を扱い、メディアを通じて専門外の方々にも知見が伝わるということも、

同時に重視されるべきことだろうと考えられます。

 

今回は、元々米国・韓国で行う予定だった別のサーベイ実験に、

もうひとつ簡単な実験を組み込むことが可能だろうということで、

急遽質問項目を追加したことが、興味深い知見を得ることに繋がりました。

 

専門性を高めることと間口を広げることを両立するのは極めて難しいことですが、

それが出来なかった業界が衰退している姿を見るにつけ、

なんとかしてこの難しい課題に取り組んでいかなければと思います。

カテゴリー: 研究 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です