稲増ゼミ9期卒業論文発表会

1月27日金曜日に社202教室にて、2022年度の稲増ゼミ9期生18名の卒業論文発表会を行います。1人の持ち時間は15分、発表12分質疑応答3分の社会心理学会スタイルです。
※ Zoomを利用したハイブリッド開催の予定です。同級生や先輩の発表を聞きたい他ゼミ・他学部の方、稲増ゼミの志望を考えている1回生など、ゼミ生以外の方がZoomを通じて参加したい場合は、ご連絡をいただければ、参加用のURLをお伝えします。

9期生のゼミ活動はコロナ禍の2020年9月にスタートしました。その頃には対面での授業も部分的に再開しており、多くの授業を対面(オンライン併用のハイブリッド)で行うことはできましたが、たとえばコンパや合宿などといって授業時間外の対面でのイベントを実施することはできませんでした。このことが学生同士の関係、学生と教員の関係を変えた面も大きかったと思います。しかし、少なくとも学生達が書き上げた卒論は先輩たちに負けず劣らない水準のものでした。3年ぶりの対面での卒論発表会です。コロナ禍はまだ収まる気配はありませんが、卒論発表会の翌日に、6期生のみんなと温泉宿のテレビでダイヤモンドプリンセス号のニュースを見ていた日から3年、ようやくここに戻ってきました。対面での発表会の再スタートと、9期生の門出をどうぞご覧ください。

第一セッション 12時~13時15分
トランスジェンダーに関するステレオタイプと接触経験との関連 清水美玖
完全主義者が疑似先延ばし行動をする要因の検討 北川未菜
性格診断テストの結果の種類と暗黙の知能観が診断結果に対する態度に及ぼす影響の検討 須田美柚
就職場面における喫煙者に対する否定的評価の検討 法貴翼
ホモソーシャルな関係が男性の化粧関心及び化粧行動に与える影響について 井上遥香

13時15分 休憩

第二セッション 13時30分~14時45分
集団内における役割が課題の失敗成功結果の帰属に及ぼす影響 奥原万智
プロ野球観戦における迷惑行為と誘発させるファン心理の検討 古川敦也
コロナ禍における大学生のセルフ・モニタリング傾向と友人選択理由及び付き合い方の関係 瀬津樹
スポーツにおけるあがりの喚起に影響を及ぼす指導者の社会的勢力の検討 清野龍之介
おたく自認層の増加要因について―母性と育成力からの検討― 小山愛加

14時45分 休憩

第三セッション 15時00分~16時00分
下の名前が似ている人、同じ人と出会ったときの感情―独自性理論を用いて― 山本涼太郎
メディア表現の違いによる伝達度および信頼度の差についての検討 深見克樹
援助者との関係性・援助内容の違いにおける、被援助者が抱く感情とその強弱の検討 濱田彩花
インスタグラム上の画像加工の閲覧がボディイメージに与える影響―社会的比較理論を用いて― 村上ひなた

16時00分 休憩

第四セッション 16時15分~17時15分
選択的夫婦別氏制度の賛否に影響を与えるものの検討 原見綾
文化資本による日本の他国・他国人イメージ分析 金秀珍
愛着理論とひとりでいられる能力との関連の検討 阿部海音
平成ギャルの持つマインドが現代女性たちに及ぼす影響の検討ー昭和レトロと平成レトロ流行の背景の検討とともにー 本出莉乃

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