例年1月下旬に開催している稲増ゼミ卒業論文発表会ですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言中であるため、1月25日月曜日12時~17時30分にオンライン(Zoom)での開催とします。1人の持ち時間は15分、発表12分質疑応答3分の社会心理学会スタイルです。
同級生や先輩の発表を聞きたい他ゼミ・他学部の方、稲増ゼミの志望を考えている1回生など、ゼミ生以外の方は、ご連絡をいただければ、参加用のURLをお伝えします。
以下の通り、今年は19本の卒業論文のうち、9本(第1セッション・第3セッション)が直接・間接的に新型コロナウイルスの感染拡大による社会の変化と関連したものになっています。
稲増ゼミ7期生たちは、前期はオンラインでのセミ、後期は感染対策を行ったうえでの対面(オンラインとのハイブリッド)でのゼミとなり、
さらには、データ取得の手段が限られたり、例年のように共同学習室やコンピューター室ゼミ生同士が集まって卒論を執筆するといったことも出来ませんでした。
それでも、これまでの卒業生たちと遜色のない卒業論文を無事書き上げることができたこと、本当によく頑張ったと思っています。
第一セッション 12時~13時00分
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた個人の適応性-飽き性という性格特性に着目して- 楠田結菜
自粛要請による家にいることへの感じ方の変化の検討 橋本佳奈
リスク認知と動機づけによる新型コロナウイルス感染症における感染予防行動についての検討 大館友美
感染症を回避しようとする心理とパーソナルスペースの関係 衣笠里緒
13時00分 休憩
第二セッション 13時15分~14時30分
若者の自己若年視と「大人」の実感―社会観と大人観による国際比較 荻窪里穂
現代女性においての結婚 ・ 幸福度 の関連についての検討―女性の幸せとは何か― 松木里奈
いじりやすさの違いの検討―対人不安傾向と他者からの受容感または孤独感・疎外感、自虐的ユーモア表出の関連― 佐々木綾菜
セルフモニタリング傾向が対人葛藤方略と相手に対するコミットメントに及ぼす影響の検討 滝沢友麻
選択的友人関係志向からみた現代人の友人関係 小城朱里
14時30分 休憩
第三セッション 14時45分~16時00分
リモートワークにおける上司のサーバント・リーダーシップ、部下のビックファイブが及ぼす影響 日和政樹
マスクの着用が化粧行動に与える影響の検討 今西萌
マスク着用が対人不安者のソーシャルスキルと特性的自己効力感に及ぼす影響の検討 大西佑弥
ビデオ通信環境におけるミラーリングが対人魅力に及ぼす影響 荻原亜実
ビデオ通話における顔情報の有無による伝達度・伝達感の違いと画面配置によるリーダーシップの取りやすさの検討 河本志穂
16時00分 休憩
第四セッション 16時15分~17時30分
文字形状から想起される書き手の印象形成と採用判断の関連 就職活動における履歴書を用いて 辻良太
認知的方略の違いが就職活動結果に及ぼす影響の検討 宮地美月
内集団成員の喫煙者ステレオタイプ利用者における動機的・認知的方略に着目した黒い羊効果の検討 木村耕大
血液型を用いたマイノリティ共感の検討―共感性の高低は影響を与えるのか- 矢田千幸
自虐的ユーモア表出によるネガティブなメタステレオタイプの伝達が受け手の差別的態度と内集団の自尊心に及ぼす影響の検討 光岡あかり