業績

単著

稲増一憲(2022). マスメディアとは何か–「影響力」の正体 中公新書 テレコム人文学・社会科学賞(入賞) 

稲増一憲 (2015). 政治を語るフレーム:乖離する有権者、政治家、メディア 東京大学出版会

著書分担執筆

田島綾乃・稲増一憲 (2023). オタク隠しの心理 山岡重行(編)サブカルチャーの心理学2 「趣味」と「遊び」の心理学研究, pp. 39-59.

Shohei Doi, Kazunori Inamasu, Shoko Kohama, Atsushi Tago (2021) South Korea-Japan FCR crisis and public opinion: Gathering survey data in real-time crisis development. T, Kobayashi & A Tago (eds) Japanese Public Sentiment on South Korea: Popular Opinion and International Relations.  Routledge,18-31.

小濱祥子・稲増一憲 (2019). 広報外交の政治心理学実験―見えない危機における政府発言の効果 大渕憲一 (編) 紛争と和解を考える―集団の心理と行動 誠信書房 pp. 97-120.

稲増一憲 (2018). 2010年代初頭の日本におけるマスメディアとオルタナティブメディアの補完関係 池田謙一(編著)「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義 勁草書房 pp. 121-139.      日本社会心理学会出版賞

Kohama, Shoko, Tago, Atsushi, & Inamasu, Kazunori (2017) Information Sharing in Early Stage International Disputes: How China and Japan Communicate” in M. Suzuki, & A. Okada (eds.),Games of Conflict and Cooperation in Asia, New York: Springer, pp.57-82.

三浦麻子・稲増一憲・草川舞子 (2016). 阪神ファンと広島ファン―熱狂するファンの社会心理学. 水野誠・三浦麻子・稲水宣行(編著) プロ野球「熱狂」の経営科学 東京大学出版会 pp. 111-131.

稲増一憲 (2016).  生活様式の変化・高齢化社会に関する意識・国際社会に関する意識(の3項目) 池田謙一(編)日本人の考え方 世界の人の考え方: 世界価値観調査から見えるもの 勁草書房 92-101, 184-200, 284-293

Tsutsumi, Hidenori, Uekami, Takayoshi, & Inamasu, Kazunori. (2015). The effects of VAAs on voter’s sophistication in Japan. Da-chi Liao, Boyu Chen, Michael & J. Jensen (Eds. ) Political Behavior and Technology Voting Advice Applications in East Asia. Palgrave Macmillan, 15-36.

稲増一憲・柴内康文 (2015). テキストデータを用いた震災後の情報環境の分析 池田謙一(編) 震災から見える情報メディアとネットワーク(大震災に学ぶ社会科学第8巻)東洋経済新報社, 47-84

柴内康文・稲増一憲 (2015). 震災期の新聞・TV、ヤフートピックス、ブログ記事と投稿の特徴池田謙一(編) 震災から見える情報メディアとネットワーク(大震災に学ぶ社会科学第8巻)東洋経済新報社, 85-106

稲増一憲 (2011). 世論とマスメディア 平野浩・河野勝(編) 新版アクセス日本政治論 日本経済評論社, 117-142

稲増一憲・池田謙一 (2007). 政党スキーマ・小泉内閣スキーマから見る小泉政権 池田謙一(編) 政治のリアリティと社会心理―平成小泉政治のダイナミックス (シリーズ 21世紀初頭日本人の選挙行動) 木鐸社 , 69-105

稲増一憲・池田謙一 (2007). マスメディアと小泉の選挙:メディアはコトバを与えたか、関心を高めたか 池田謙一(編) 政治のリアリティと社会心理―平成小泉政治のダイナミックス (シリーズ 21世紀初頭日本人の選挙行動) 木鐸社 , 107-128

論文

中越みずき・稲増一憲 (印刷中). 投票行動におけるシステム正当化の役割:経済的システム正当化への着目 年報政治学

稲増一憲(2024)評定尺度の反応ラベルの影響 社会と調査, 32, 29-34.

Ohtsubo, Y.Himichi, T.Inamasu, K.Kohama, S.Mifune, N., & Tago, A. (2023). Do reconciliation events serve as a conciliatory signal? European Journal of Social Psychology117.

Inamasu, K., Kohama, S., Mifune, N., Otsubo, Y., & Tago, A. (2023) The association between ideology and resistance to government apology depends on political knowledge. Japanese Journal of Political Science, 24, 348 – 367.

Nakagoshi, M. & Inamasu, K. (2023). The Role of System Justification Theory in Support of the Government under Long-Term Conservative Party Dominance in Japan, Frontiers in Psychology, 14

Ohtsubo, Y., Himichi, T. Inamasu, K., Kohama, S. Mifune, N. Tago, A. (2022) Can Ingroup Opposition to Political Apologies Be Mitigated? Negative Evidence for Dissociation from the Past and Praise for the Present System, Japanese Journal of Social Psychology, 38 ( 2 ), 25-32 

Kohama S, Himichi T, Inamasu K, Mifune N, Ohtsubo Y, Tago A. (2022). Crafting international apologies that work: A conjoint analysis approach. Conflict Management and Peace Science.  40(4), 419-440.

Ohtsubo, Y., Inamasu, K., Kohama, S., Mifune, N., & Tago, A. (2021). Resistance to the six elements of political apologies: Who opposes which elements? Peace and Conflict: Journal of Peace Psychology, 27, 449-458

Fukuzawa, A. & Inamasu, K. (2020). The Relationship Between Internal Locus of Control and Collective Action: A Comparison of East Asian and Western Countries. Asian Journal of Social Psychology,23, 349-359

清水裕士・稲増一憲 (2019) 政治的態度の母集団分布の形状を推定する―統計モデリングアプローチ― 理論と方法, 34, 113-130.

中越みずき・稲増一憲 (2019) メディアフレームと情報の立場性が生活保護の責任帰属に及ぼす影響:「責任がある」のは政府か受給者か 社会心理学研究, 35(2), 72-84

稲増一憲・清水裕士・三浦麻子 (2019) 評定尺度法の反応ラベルによる影響の補正:公的組織への信頼を題材として 社会心理学研究, 35(1), 11-18

Mifune, N., Inamasu, K., Kohama, S., Ohtsubo, Y., & Tago A. (2019) Social dominance orientation as an obstacle to intergroup apology, PLoSOne, 14(1):e0211379.

稲増一憲・三浦麻子 (2018) マスメディアへの信頼の測定におけるワーディングの影響:大規模社会調査データとWeb調査実験を用いて 社会心理学研究, 34(1), 47-57

Kobayashi, Tetsuro, Miura, Asako, & Inamasu Kazunori (2017) Media Priming Effect: A Preregistered Replication Experiment. Experimental Journal of Political Science, 4, 81-94

三浦麻子・稲増一憲・中村早希・福沢愛 (2017) 地方選挙における有権者の政治行動に関連する近接性の効果:空間統計を活用した兵庫県赤穂市長選挙の事例研究 社会心理学研究, 32, 174-186  日本社会心理学会奨励論文賞

Kohama, Shoko, Inamasu, Kazunori, & Tago, Atsushi (2016) To Denounce, or Not To Denounce: Survey Experiments on Diplomatic Quarrels. Political Communication, 34, 243-260

登藤直弥・小林哲郎・稲増一憲 (2016) ソフトニュースへの接触は政治的関心を高めるか:一般化傾向スコアを用いた因果推論 行動計量学, 129-141.

稲増一憲・三浦麻子 (2016). 「自由」なメディアの陥穽:有権者の選好に基づくもうひとつの選択的接触 社会心理学研究, 31, 172-183

稲増一憲 (2016). メディア・世論調査への不信の多面性-社会調査データの分析から-放送メディア研究 , 13, 178-193

Kobayashi Tetsuro & Inamasu Kazunori (2015) The Knowledge Leveling Effect of Portal Sites. Communication Research, 42, 482-502

小林哲郎・稲増一憲 (2011). ネット時代の政治コミュニケーション:メディア効果論の動向と展望 選挙研究, 85-100

稲増一憲 (2011). メディアの計量的内容分析 オペレーションズリサーチ, 232-236

稲増一憲・池田謙一 (2009). 会話を行う両者の関係性が、新規情報共有・共有情報言及動機による話題選択に与える効果の検討 社会心理学研究, 25, 103-112

稲増一憲・池田謙一 (2009). 多様化するテレビ報道と、有権者の選挙への関心および政治への関与との関連 :選挙報道の内容分析と大規模社会調査の融合を通して 社会心理学研究, 25, 42-52  日本社会心理学会奨励論文賞

稲増一憲・池田謙一・小林哲郎 (2008) テキストデータから捉える2007年参院選 選挙研究 ,24 ,40-47.

稲増一憲・池田謙一 (2007). JESⅢ自由回答(2001-2005年)を用いた小泉政治の検証  ―小泉政治は有権者の関心を高め政治への理解を深めることに貢献したのか― 選挙学会紀要, 9, 5-23.

紀要・報告書等

稲増一憲(2024)一般有権者における労働組合への信頼の分析 Int’lecowk, 79(5,6), 26-32

稲増一憲(2022)野党の乱立、メディア環境とニッチ政党(特集 2022年参院選をどうみるか) Int’lecowk, 77(10), 14-16

稲増一憲(2022)選挙における 「敗因の分析」(特集 2021 年衆院選をどうみるか) Int’lecowk, 77(1), 19-21

稲増一憲(2021)政治的イデオロギーにおける変化への抵抗 心理学ワールド, 93, 25-26

北川茉里奈・稲増一憲(2018)人々はソフトニュースをどのように捉えているのか~コメンテーターに着目して~. 信学技報, 118(196), 41-46

稲増一憲・三浦麻子 (2015). オンライン調査を用いた「大学生の保守化」の検討―彼らは何を保守しているのか― 関西学院大学社会学部紀要, 120, 53-63

稲増一憲 (2013) ネットワーク多様性尺度としてのポジション・ジェネレーター:JGSS-2012データを用いた分析 JGSS研究論文集, 13, 45-56

稲増一憲 (2011) 有権者教育としての練馬区選挙管理委員会インターンシップ Voters, 2, 24-26.

稲増一憲・池田謙一 (2010) バイコットと社会参加の社会心理学的研究 JGSS研究論文集, 10, 73-85

学会発表

岡田葦生・稲増一憲 (2024)Norms of “Apolitical Celebrity”? 日本選挙学会2024年度研究会

稲増一憲(2024)メディア利用はどのような価値観を培養するのか 日本選挙学会2024年度研究会

中越みずき・稲増一憲(2023)保守政党支持への予測因としてのイデオロギーと心理変数政治的洗練性による調整効果への着目 日本社会心理学会第64回大会

吴硕博・齋藤僚介・稲増一憲(2023)相手国の人に対する好感度における、個人の評価と他者への推測の関連―日本人の世代差に注目して― 日本社会心理学会第64回大会

稲増一憲・金子智樹・小林哲郎・三輪洋文 (2023)メディア利用と関連を持つ世界観についての探索的検討 日本社会心理学会第64回大会

齋藤僚介・稲増一憲(2023)アメリカにおいてイデオロギーの分極化を促すメディア環境とは?:メディア効果とメディア環境への要因分解 日本選挙学会2023年度研究会

中村早希・稲増一憲・三浦麻子(2023)長期的な説得における説得の効果要因の特定と態度変容プロセスの検討―大阪都構想に対する賛否が変化した人とそうでない人に注目した分析― 日本選挙学会2023年度研究会

Okada, A. & Inamasu, K. (2023). Can Explaining One’s Own Knowledge Elevate Voters’ Efficacy? 2023 Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology.

岡田葦生・稲増一憲 (2022). 知識の言語化は政治的有効性感覚を高めるか 日本社会心理学会第63回大会

中越みずき・稲増一憲 (2022). システム正当化理論の観点から捉える低所得層の政治参加 日本社会心理学会第63回大会

稲増一憲・中越みずき(2022). 政治的立場が異なる他者は「マスメディアの影響を受けやすい」と認識されるのか 日本社会心理学会第63回大会

Nakagoshi, M. & Inamasu, K. (2022). What is the image of the vulnerable held by those who attribute poverty to the government? 2022 Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology.

中越みずき ・稲増一憲 (2021). 社会調査データからみる低所得層の政治参加と自民党支持: JGSS・CSESデータの二次分析による検討 日本社会心理学会第62回大会

Nakagoshi, M. & Inamasu, K. (2021). Does the pandemic change what is meant by the ”system” in Japan? 2021 Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology.

稲増一憲(2021)マスメディアに「影響される」のは自分ではなく誰なのか 日本選挙学会2021年度研究会 日本選挙学会学会賞(優秀報告)

中越みずき・稲増一憲(2020)日本の政治文脈に対するシステム正当化理論の適用性とその頑健性割り当て法を採用したweb調査による検討 日本社会心理学会第61回大会

稲増一憲・中越みずき(2020)いかなる「システム」を正当化しているのか―コンジョイント分析による候補者選択の検討― 日本選挙学会2020年度研究会

中越みずき・稲増一憲(2020)第25回参議院選挙における一般的・経済的システム正当化の役割 日本選挙学会2020年度研究会

Nakagoshi, M. & Inamasu, K. (2020). People’s support for the conservative government in Japan: Effects of the “need for cognitive closure” and “system justification” on support for the Abe administration. 2020 Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology.

三浦麻子・稲増一憲・中村早希(2019)地方自治体における市民の政治意識 2015年から2019年の経年変化 日本社会心理学会第60回大会

稲増一憲・小濱祥子・多湖淳(2019)国際世論における主流形成 韓国海軍レーダー照射問題を題材として 日本社会心理学会第60回大会

中越みずき・稲増一憲(2019)メディア・フレームと情報の立場性の交互作用 生活保護報道に着目した検討 日本社会心理学会第60回大会

稲増一憲(2019)自他に対する社会的影響の認識の差が招く社会の分断 日本心理学会第83回大会

中越みずき・稲増一憲(2019)なぜ生活保護における不正受給の割合を高く見積もるのか?:内在的公正世界信念に着目した検討 日本心理学会第83回大会

稲増一憲・小濱祥子・三船恒裕・多湖淳 (2019) 日本政府の謝罪への抵抗感の既定因:政治的洗練性によって弁別される2つの過程 日本選挙学会2019年度研究会

北川茉里奈・稲増一憲(2018) メディアの中の他者の意見 日本社会心理学会第59回大会

清水裕士・稲増一憲(2018) 多次元段階反応展開法による政治的態度の分析 累積型項目反応理論との比較 日本社会心理学会第59回大会

稲増一憲・中村早希・三浦麻子・多湖淳(2018)マスメディアへの接触変数の測定に関する研究 日本社会心理学会第59回大会

Tsutsumi, H., Uekami, T., Inamasu, K.,  Ide H. L., Song, J., & Shinada, Y. (2018) The Impact of Voting Advice Applications on Voters’ Behavior and Political Interest: A Field Experiment in the 2016 Upper House Election in Japan. Conference for e Democracy and Open Government in Asia 2018, Yokohama

稲増一憲・清水裕士(2018)「リッカート式調査項目の反応ラベルによる影響の補正:メディアへの信頼を題材として 日本選挙学会2018年度研究会

稲増一憲・三浦麻子(2017)マスメディアというアクターに対する信頼感の研究 日本社会心理学会第58回大会

清水裕士・稲増一憲(2017)政治的イデオロギーの母集団分布を推定する

稲増一憲・三浦麻子・清水裕士・小川洋和(2016)ホモ・ノンポリティカス 日本社会心理学会第57回大会

小濱祥子・稲増一憲(2016)東アジアにおける国家間の緊張と和解をめぐるサーベイ実験 日本心理学会公開シンポジウム 紛争問題を考える 第1回 政治学・心理学・メディア研究からみた東アジアの国際関係

稲増一憲・三浦麻子(2016)システム・アクター・情報としてのマスメディア信頼:一般的信頼、メディア接触、党派性との関連から 日本選挙学会2016年度研究会

柴内康文・稲増一憲・小林哲郎(2015)テキストマイニング 実践上の課題と展望 日本社会心理学会第56回大会 イブニング・セッション

稲増一憲(2015)少子高齢社会における年代イメージ 日本社会心理学会第56回大会

Kohama, S., Tago, A, Inamasu, K. (2015). To Denounce, or Not To Denounce: Survey Experiment on Diplomatic Quarrels.  American Political Science Association Annual Meeting.

稲増一憲(2015)インターネット利用と有権者の情報環境の偏り 日本選挙学2015年度研究会

稲増一憲・三浦麻子(2014)オンライン調査を用いた『大学生の保守化』の検証(2)彼らは何を保守しているのか? 日本社会心理学会第55回大会

三浦麻子・稲増一憲(2014)オンライン調査を用いた『大学生の保守化』の検証(1)-大学生の田母神「信仰」が示すもの- 日本社会心理学会第55回大会

稲増一憲(2014)分位点回帰を用いたメディア接触効果の再検討 日本選挙学2014年度研究会

稲増一憲(2013)メディア効果研究における分位点回帰の可能性 日本社会心理学会第54回大会ワークショップ

稲増一憲・柴内康文・池田謙一(2013)東日本大震災に関するクロスメディア分析:テレビ・新聞・ブログのテキストデータを用いて 日本社会心理学会第54回大会

稲増一憲(2012)私的領域との関連から政治を捉えるフレームの効果の検討:インターネット調査実験を用いて 日本社会心理学会第53回大会

Kobayashi, T. & Inamasu, K.  (2012). The Effect of Media Environment on Electoral Process: Comparative Perspective Using CSES Module3.  Japanese Association of Electoral Studies Annual Meeting 2012.

稲増一憲(2011)有権者教育としての選挙管理委員会インターンシップ活動―模擬投票の試みを中心に― 日本選挙学会2011年度研究会

池田真季・稲増一憲(2010)政治についての日常会話が政治参加に与える間接的効果 日本社会心理学会第51回大会

稲増一憲・池田真季(2010)一般有権者が政治を捉えるフレームが政治参加にもたらす影響の検討 日本社会心理学会第51回大会

稲増一憲(2010)テキストデータ分析を用いた2009年衆院選報道の分類 日本選挙学2010年度研究会

Inamasu, K., Shimura, M., & Ikeda,K.(2010)How social networks promote political participation? : An explanation from altruism. Society for Personality and Social Psychology (SPSP) conference 2010

池田真季・稲増一憲(2009)24の政治的語り その2: 政治的会話が政治参加に与える影響 日本社会心理学会第50回大会

稲増一憲・池田真季(2009)24の政治的語り その1: 一般有権者が見た日本政治 日本社会心理学会第50回大会

稲増一憲(2009)有権者とメディアの関係性から捉える政策争点の違い 日本選挙学会2009年度研究会 日本選挙学会学会賞(優秀ポスター)

Shimura, M., Inamasu, K., Kobayashi, T., & Ikeda, K. (2009)Who gains diverse personal networks? :The effect of efforts to maintain existing social ties. Society for Personality and Social Psychology conference 2009.

稲増一憲・志村誠・大髙瑞郁・池田謙一(2008)水平的ネットワーク多様性が若年層の社会参加にもたらす効果の検討 日本社会心理学会第49回大会

Yamada, M., Steel G., Inamasu, K., Ikeda, K., & Taniguchi, N.(2008)Assessment Report on the State of Democratic Governance – JAPAN: Pessimism in Mature Democracy. Asian Barometer Conference.

Inamasu, K. & Ikeda, K. (2008)The effect of gendered social capital on political participation: Using the Position Generator method on the JES3 Dataset. Conference on social capital.

稲増一憲(2008)テキストデータから捉える2007年参院選-テキストデータ分析の有効性とその限界-日本選挙学会第2008年度研究会

稲増一憲・池田謙一(2007)争点態度の上位構造としての『イデオロギー』の今日的展開 日本社会心理学会第48回大会

Inamasu, K. & Ikeda, K. (2007)The effects of “assassins” coverage in the 2005 Japanese national election. 7th Conference of the Asian Association of Social Psychology.

稲増一憲・池田謙一(2006)政党スキーマの分析に見る長期的自民党業績評価の衰退 日本社会心理学会第47回大会

稲増一憲・池田謙一(2006)小泉政権における政党スキーマ -JESⅢ2001年2005年における自由回答の分析- 日本選挙学2006年度研究会

稲増一憲・池田謙一(2006)強い絆・弱い絆における話題選択の違い -情報の共通性と差異性の観点から- 日本社会心理学会第46回大会

書評

ネット社会と民主主義:「分断」問題を調査データから検証する 辻大介(編)理論と方法, 37(2), 306-309

維新支持の分析-ポピュリズムか,有権者の合理性か 善教将大(著)選挙研究, 36, 106-108

現代日本の「社会の心」──計量社会意識論 吉川徹(著)社会と調査, 18, 109

社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して 樋口耕一(著)選挙研究,  30, 157-158

参加のメカニズム―民主主義に適応する市民の動態 荒井紀一郎(著) 図書新聞

ニュースはどのように理解されるか―メディアフレームと政治的意味の構築 Neuman, W. R. Just M. R. & Crigler. A. N. (著)川端美樹・山田一成(監訳) 社会心理学研究, 24, 252-253

“Post-Broadcast Democracy: How Media Choice Increases Inequality in Political Involvement and Polarizes Elections ” Prior, M.(著) 選挙研究, 25 , 145-146

受賞

2023年 テレコム人文学・社会科学賞(入賞) 

2021年 日本選挙学会学会賞(優秀報告

2018年 日本社会心理学会出版賞

2017年 日本社会心理学会奨励論文賞

2010年 日本社会心理学会奨励論文賞

2009年 日本選挙学会学会賞(優秀ポスター)

研究費(研究代表者)
挑戦的研究(開拓)2024年度~2028年度 メディア環境の変化が「想像の共同体」にもたらす影響の検討

基盤研究(B) 2022年度~2026年度 高選択メディア環境においてメディア利用がもたらす長期的影響の検討

基盤研究(B) 2017年度~2021年度 情報環境の多用化が国際関係にもたらす影響の検討:観衆費用・陽動理論の社会心理学的再検討

若手研究(B) 2014年度~2015年度 ソーシャルメディア利用による情報環境の偏りが有権者にもたらす影響

研究活動スタート支援 2010年度~2011年度 私的領域との関連から政治を捉えるフレームの影響の検討

特別研究員奨励費 2007年度~2008年度 政治を捉える枠組みにおける政治的エリートと一般有権者との相違

研究費(研究分担者)
基盤研究(B) 2022年度~2026年度 イデオロギー的な道徳観が社会的分断を生起させる過程の解明(研究代表者:唐沢穣)

基盤研究(A) 2022年度~2025年度 国際関係をめぐる不満の国際比較実証研究(研究代表者:多湖淳)

基盤研究(B) 2021年度~2023年度 組織の行動行政学:構造、タスク、構成員がパフォーマンスに与える効果の官民比較実験(研究代表者:荒井紀一郎)

基盤研究(C) 2020年度~2022年度 合議による「分配の正義」のメカニズム:統計モデリングアプローチ(研究代表者:清水裕士)

基盤研究(A) 2019年度~23年度 日本から世界への「行動政治学」の発信:オンライン実験による非合理的政治行動の研究(研究代表者:福元健太郎)

基盤研究(B)2018年度~2022年度 社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝播・共有過程(研究代表者:唐沢穣

挑戦的研究(開拓) 2017年度~2021年度 集団謝罪をめぐる挑戦的学際研究(研究代表者:多湖淳)

基盤研究 (A) 2017年度~2021年度 国際紛争の初期段階における言葉の力:相手国非難と自己正当化をめぐる内容分析と実験(研究代表者:多湖淳)

基盤研究 (B) 2015年度~2018年度投票支援アプリケーションの可能性と課題(研究代表者:堤英敬)

基盤研究 (A) 2014年度~2017年度社会ネットワークに埋め込まれた価値観構造:国際比較・パネル・スノーボール調査研究(研究代表者:池田謙一)

課題設定による先導的人文社会科学研究推進事業(グローバル展開プログラム) 2013年度~2016年度 政治と外交の対外情報発信に関する国際共同研究:日本と他国の比較、実験と内容分析によるアプローチ(研究代表者:多湖淳)

基盤研究 (S) 2009年度~2013年度 国際比較のための価値・信頼・政治参加・民主主義指標の日本データ取得とその解析研究(研究代表者:池田謙一)

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